創業130年!名物おじやうどんの豪華版「うさみ亭マツバヤ」の天ぷらおじやうどん
2023/02/16
明治26年創業、きつねうどん発祥の店で、うどんとごはんの入ったおじやうどんを。
2023年2月8日11時半頃訪問
こんにちは、堺筋本町OLネコです。
まだまだ寒い日が続く中、鍋焼きうどんが恋しくなります。
船場の老舗、「うさみ亭マツバヤ」さんで、おじやうどんの豪華版、天ぷらおじやうどんを食べてきました。
本町駅から徒歩5分ほど、心斎橋筋から1本東を南北に走る丼池筋にあります。
創業は明治26年(1893年)、ということは今年で創業130年ではないですか!ひええええー!
今回は同行者がいてましたので、店内の写真は割愛させていただきました。詳細は前回訪問時に裏メニューを食べたときの過去ブログに載せてますので、ブログ下部の「小田巻蒸し」をご覧ください。
今回も、2階席でした。昼にはまだ早い11時半頃にも関わらず、店内はほどよく客の入りがありました。メニューはこちら。
右下には『鉄鍋』の欄におじやうどんがあります。
おじやうどん、大おじやうどん、大阪おじやうどん、天ぷらおじやうどんと、おじやうどんだけで4種類!
ではここで解説いたします。
「おじやうどん」とは、食料が手に入りづらい戦時中に誕生したメニュー。
ごはんとうどんのそれぞれを半分ずつ使って満腹感が得られるように誕生し、終戦後もファンからの要望で復活したそうです。復活したおじやうどんにはかまぼこ、穴子、椎茸、ネギ、かしわ、生卵、生姜、きざみ揚げが入っています。
大おじやうどんはおじやうどんの大盛りだと思います。大阪おじやうどん、天ぷらおじやうどんはノーマルのおじやうどんに具材が増えた豪華版となります。
メニューの裏面には丼や冷やしものが載ってます。お飲み物のダイヤサイダーってどんなだろう。
おじやうどんは食べたことがあるので、今回はそちらの豪華版、私は天ぷらおじやうどん、お連れさんは大阪おじやうどんにしました。どちらも1,050円です。
グツグツとした四角い鉄鍋が登場~。
出汁の香りが食測をそそって美味しそう!!!ごはんが入ってない鍋焼きうどんもあるのですが、そちらは丸い鉄鍋のようです。
見た目はうどん。ですが下にごはんが隠れています。
具材は真ん中の卵を中心に、海老天、海苔天、いんげん天、かまぼこ、穴子、椎茸、紅ショウガなど沢山!上の刻み九条ネギに老舗の品を感じます。
うどんのお出汁に天ぷらの香ばしさが加わって、かつおと昆布の出汁も一層美味しくなってます。
お出汁を吸ったぷくぷくの海老天ってなんて美味しいんでしょう!
うどんは柔らめの大阪うどんです。
ちなみに大阪おじやうどんはノーマルのおじやうどんに海老、魚の切り身、伊達巻たまごの3点がプラスになっています。
うどんに穴子っていうのも珍しいですが、美味しいです。
でも一番美味しいのは甘辛く炊かれた身が厚い椎茸です。椎茸だけが入った椎茸うどんがあったら頼むぐらい好きかも。
うどんを楽しんだら、そろそろレンゲで鍋をすくってみましょう。
しっとりと出汁を吸い込んだごはんがでてきました。
うどんも食べたい、残った汁にごはん入れておじやにして食べたいという欲張りさんにはいいですね。鉄鍋なので、最後まで熱々で楽しめました。
この時期限定の、牡蠣うどん、牡蠣天丼、牡蠣おじやうどんもありますので、牡蠣好きさんは要チェックです。
ごちそうさまでした。
有名だけど行ったことない人も多いと思いますが、創業130年の味をぜひ堪能してみてください。
ではまた、ネコでした。
【店名】うさみ亭マツバヤ
【電話】06-6251-3339
【住所】大阪市中央区南船場3-8-1
【営業時間】11:00〜18:00※当分18:00close
【定休日】日祝
【席数】50席
【アクセス】大阪メトロ心斎橋駅より徒歩5分
【食べログ】
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27000931/
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