【突撃!船場なんでも体験弾 Vol. 12】女性専用のレザークラフト教室「ヨコハマセリエ」
2022/05/30
どうもKです。
船場にあるダンス、ものづくり、ジム、ヨガ、英会話、料理教室などへ突撃体験取材を敢行する「突撃!船場なんでも体験弾」。
前回はこちら↓
第10回までの総集編もあります↓
さてさて今回は、第8回のアクセサリー作り以来となるものづくり系。
世界に一つだけの手作りアイテムは、自分用はもちろんプレゼントにも最適ですよね。
親やパートナー、友人へのサプライズで贈れば、涙涙の大歓喜間違いなし!!
というわけでお邪魔したのはこちら「ヨコハマセリエ 大阪心斎橋教室」さん。
趣のあるレンガ造りが特徴のTakaki BLDG.の3階にあります。
ヨコハマセリエさんは、心斎橋以外に東京、横浜にも教室を持つ、
「女性のための手縫いの革カバン教室」「女性のためのレザークラフト教室」なのです。
“女性のための”なので、生徒さんは全員女性!
さらに初心者でも気軽にスタート可能な30を超えるクラスが用意されているので、
興味さえあればどんな不器用でも革のカバンや革小物が作れるようになっちゃうんですね。
スクールの雰囲気を味わえる1回だけの体験レッスンも行なっていて、
今回はそちらに挑戦して来ました。
体験するのは、我らが船場ランチ編集部のあゆ。
「自分の手で革を使って何かを作るなんて、想像したことがありませんでした。
どんなものができるのか楽しみ!」
ワクワクしながら3階へ上がります。
おおおぉ〜!
革・レザークラフト教室と聞くと、もっと無骨なイメージを勝手に抱いていましたが、
グリーンの壁が鮮やかで、かわいい照明やさりげない小物がとってもキュートな空間を作り、まるでカフェに来たかのような気分に。
「ヨコハマセリエは、気持ちよくものづくりをしていただける空間作りを大切にしています」と、
声をかけてくれたのは……。
左から、代表のヨシヒロ先生、ナミ先生、ヤスコ先生、ヒロコ先生。
「教える技術」まで身に付けた経験豊富な先生方が丁寧に教えてくれます。
受付を済ませ、まずは教室の説明、ヨコハマセリエさんの思いを伝えてくれます。
「レザークラフトというとざっくりしたものをイメージしますが、ヨコハマセリエではプロ・職人が作るような、細部まで美しい作品を作ってもらえるようにお教えします。
ミシンを使わず、手縫いで自分だけの小物やカバンを作った時の感動は変えがたいものがあります。もちろんそこにたどり着くまでの、革の知識、型紙の作り方、裁断や縫製の方法を、順序立てて進んでいけるカリキュラムを用意しています」とヨシヒロ先生。
また、革製品と聞くと黒や茶色をイメージしがちですが、そこは「女性のための」ヨコハマセリエさん。
ヨーロッパから取り寄せられた革を中心に、美しい色、上質な質感の革を数多く取りそろえるほか、何十色と用意された糸やファスナーと組み合わせて作ります。
なので何千何百通りものパターンがあり、人と被らない、美しく自分らしい作品が作れちゃうんですね。
いよいよ体験レッスンがスタートします。
上質な革を使ったキーケース作りにチャレンジ。
その前に、ヨコハマセリエさんのもう一つの特徴が、写真のあゆが持っている教科書があるということ。
この教科書、実はヨシヒロ先生が書いた海外でも販売される人気の本で、
「その工程のポイントとなる作業の写真やイラストが載っていて、生徒さんたちが理解しやすくなっています。私たちも言葉で説明しますが、視覚的にわかるとより作業をしやすいと好評です」
完成品を見ながらレッスンスタート。
「体験のキーケース作りは、作業自体はとてもシンプル。ですが、革製品を作る上で特徴的な作業があります。今日はその作業を知ってもらって、革製品への思い入れが強くなってもらえると嬉しいです」
その作業は「コバ磨き」と呼ばれる、革の断面の角(=コバ)を専用道具を使って丸める作業のこと。
用意されている革は切りっぱなしの状態で、断面が凸凹でざらざらしています。
このコバを丁寧に磨くと摩擦によって光沢が生まれ、あでやかで洗練された印象に。
地道な作業ですが、革製品の仕上がりを左右する大事な工程だそうです。
まずはサンドペーパーを使って、コバを磨いていきます。
粗さの異なる3種があり、キメが粗い4番をまずは使います。
本体を4番→6番→8番の順で磨いたら…。
キーケースの金具を止めるループも同じように磨きます。
「革ってこうやってキレイにしていくんですね。初めて知りました。肩がこる〜〜」と、あゆも職人さんの苦労や技術を知ってびっくり。
やすりがけを終え、なんとかヨシヒロ先生のOKをもらえたあゆ。
次はふのりという液体を綿棒でコバに塗っていきます。
塗り終わったら布でさらに磨いていきます。
これは摩擦で早くのりを乾かせることが目的で、乾くと美しいツヤが出てくるのです。
こちらも本体とループ、両方に行います。
「こんなに摩擦のことを考えたのは、人生で初めてです!」と、あゆは興奮しながら磨きに磨きました。
ツヤが出たら、お次は鍵を付けるリング付け。
打ち木と呼ばれる木材を使ってしっかりと固定します。
本体にも同じようにして止めるための金具を付けたら、使いやすいように革にクセを付けていきます。
折り目を付ける、とまではいきませんが、思い切って革をグイ〜ンと折り曲げ、穴に金具を通します。
完成です!!
「地道な作業でしたが、革がどんどんキレイになっていくのが楽しかった〜。もっといろいろなものに挑戦してみたいです」とあゆも大満足!
もちろん完成品は持って帰れます!
このクオリティのキーケースが、なんと体験コース¥2,000で作れてしまいます。
ほとんどの方が体験後、入会していくそうなのですが納得です。
体験コースはHPから要予約。
入会金は¥3,300、スタンダードコース(月2回レッスン)¥11,000、施設利用料¥2,200。
コースはさまざまなものがあり、好きな時に好きなように通えるので、
無理なく続けることができますよ。
かわいい手作り革小物やカバンを作っちゃいましょう!!
最後にヨシヒロ先生、講師の皆さん、ありがとうございました!
【店名】ヨコハマセリエ 大阪心斎橋教室
【電話】非公開
【住所】大阪市中央区南船場3-3-28 Takaki BLDG. 3F
【営業時間】10:00〜13:00、14:00〜17:00
【定休日】不定休
【アクセス】大阪メトロ「心斎橋駅」「長堀橋駅」から徒歩4分