意外性に包まれた辛さと旨さ!「ポルコロッソ」の紅の豚汁
2022/05/04
こんにちは、りちゃあど183発目です。
以前MBSの「コトノハ図鑑」という番組で「豚汁」の読み方をテーマにしていました。
国語的には訓読みに揃える「ぶたじる」が正解なのですが、東京でトンカツが誕生して広まったことがきっかけでその音の影響で「トンじる」に変化したというのが有力な説のようです。
そして東京から離れて西へ行くほど、今も「ぶたじる」と呼ぶ地域が多いようです。
ということで今日は豚汁を食べに行きます。
備後町を堺筋からさらに東へ東へ。
備後町通りの東のドンつき、「ポルコロッソ」です。
「豚汁とはこういうことさ」ということで豚汁の真髄を味わえそうな、豚汁オンリーのお店です。
こちらがランチメニュー。
定食は、「卵かけご飯」か、「白ごはん+副菜」かで別れますが値段は同じく¥850。
そして豚汁については、
・豚汁
・紅の豚汁
・カレー豚汁
・塩豚汁(20食限定)
から選択します。
いつも赤いものがあれば赤いものを選んでしまう私は「紅の豚汁」の定食でいきます。(¥850税込)
このお店での豚汁の読み方が「トンじる」なのか「ぶたじる」なのか不明でしたが、このメニューだけは「ぶたじる」と読まざるをえませんね。
先に副菜からご紹介しておきますね。お豆さんです(大豆とひじき)
そして豚汁ですが、まずこちらが豚です。
紅に染まり、何か巨大なキムチを持ち上げている感じです。
“汁”についてはチゲ鍋風な感じで存分に辛い!でもしっかり出汁も効いていて辛さは後を引きません。
う〜〜ん、辛くて深くて非常に美味しい!
豚はとても柔らかく煮込まれていて、脂身の甘みが辛さに負けずにとても美味しい。
お店はラウンジ風やし、店名はイタリアンみたいやし、器は真っ赤やし、食べている途中で「自分は豚汁を食べているんだ」と何度も言い聞かせないと何を食べにきたのかわからなくなってしまいます。
こちらは東郵便局をバックに豆腐を持ち上げているところ。
具は、豚のほか、大根、にんじん、豆腐なのですが、それぞれ巨大な塊が1つずつ入っています。
大きな具ではありますが、1つ1つに出汁の味が十分に染み込んでいて、この辺はしっかりとした豚汁として仕込まれているんだなぁと思いました。
あ〜〜めちゃくちゃ美味しかったです。
お店を出ていくお客さんが「あぁ美味しかった〜」と一人で呟いているのも聞こえましたよ。
ちょっとお腹に隙間あるし、野菜ダブル(無料)に挑んでもよかったかな?
今日もごちそうさまでした〜。
最後に、こちらがレジです。
セルフとなっておりましてお賽銭のような感じで箱に入れ(千円と小銭それぞれ)、お釣りは前のお皿から取ります。
ちなみにこのイタリアンレストランのような店名:「ポルコロッソ」を調べると、イタリア語で「紅の豚」らしいです。そうか!
【店名】ポルコロッソ(Porco Rosso)
【電話】06-6263-8660
【住所】大阪市中央区備後町1-1-4
【営業時間】11:00~16:00
【定休日】土・日(祝日不定休)
【席数】47席
【アクセス】大阪メトロ堺筋本町駅から3分
【食べログ】
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27095697/
【Instagram】
https://www.instagram.com/tonziru_porcorosso/
インスタに書いてあるのですが、
・11:30までの入店で¥100引き&ジェラートプレゼント
・12:00までの入店でジェラートプレゼント
だそうです。あ~~、12:00ジャスト入店でした!