【閉店】昭和ノスタルジックな店と懐かしい味「芦池更科」のかす汁,おにぎり,卵焼き
2024/10/20
残念ながら閉店しました。
船場の1つの歴史が終わったような気がします。
長い間、お疲れ様でした。
こんにちは、堺筋本町OLネコです。
昭和な店内がたまらなくステキな「芦池 更科」さんで、名物のたまご焼き(大)と冬限定のかす汁、そしておにぎりを食べてきました。
お店は心斎橋駅と長堀橋駅の間辺りです。
風景に馴染んでひっそりした佇まいですが、先代から70年以上営業されている老舗です。なんと朝8時から営業されています。
メニューは壁に貼られているスタイルです。見るとこ多くて、迷う。
うどん、そば、丼、そして冬はかす汁、かすうどん、かすそば、鍋焼きうどんなどがラインナップに加わります。
名物の卵焼きは大300円と小150円が選べます。
ここに冬来たら絶対注文する、かす汁400円(かす汁大は600円)と、おにぎり、卵焼きを注文しました。
老夫婦で営まれており、奥様はお足が少し不自由な様子ですが、それでも持ってきてくださります。私は心配で、自分から受取りに行っちゃいます。
おにぎり1個120円×2、卵焼き大300円、かす汁400円が揃いました。
卵焼きは大でも小でも注文が入ってから焼いてくださります。
紅ショウガが添えてあるのが大阪っぽい(笑)ホカホカでめちゃ美味しい、どこか懐かしい味です。
おにぎりは1個のつもりで注文しましたが、2個がデフォルトのようです。
1個の場合は伝えないといけないようです。
なんだか「いっぱい食べなさい」と田舎のおばあちゃんに出されたような錯覚に陥ります。
おにぎりは梅とおかかで、昆布が添えられてますので、2個だけど味は3種類楽しめてお得。お漬物もついてきます。
かす汁は細かく切ったごぼう、人参、こんにゃくなどが具沢山で入ってます。
一口すすると、ふわぁぁ、惜しい!!!!
身体がホカホカ温まる~。卓上には七味も完備です。
あとから入ってきた平成生まれであろう若者2人組(多分先輩と後輩)の後輩が「ここ、いいっすね」「昭和レトロっすね」と言っていて、平成生まれに昭和がわかるんかいっ、と思ってましたが、出されたお茶をすすって「こういうお茶好きっす。うまいっす」と言っているのを聞いて、この子ええ子やん、とちょっと考え改めました。
渋い店内にいてると、タイムスリップしたような間隔に陥りました。これからもずっとここの場所にあってほしいお店です。
ではまた、ネコでした。
過去ブログもご参照ください。
【店名】芦池更科(あしいけさらしな)
【電話】06-6251-1763
【住所】大阪市中央区南船場3-3-22
【営業時間】8:00〜20:00
【定休日】日、月
【席数】22席くらい
【アクセス】大阪メトロ心斎橋駅から徒歩4分